日焼けをするとどうなるのか?

4月後半になってくると、太陽に力強さを感じる様になってきました。

特に 今年の4月は、夏日が多かったこともそう感じる一因にあると思います。

 

私は、太陽光に浴びる事が大好きです。

 

ですので、薄着になり、

また、半袖や、タンクトップを着て、

身体にいっぱい太陽光を浴びれる、

春から夏の季節が、大好きです。

 

海外の文献では、日光浴の健康効果が、謳われおりますが、

日本では、マスメディアが、一斉に、デメリットのみを放送し、

ここ20〜30年間、日本では、太陽光は、悪者扱いになっております。

 

本当にそうなのでしょうか?

 

そこで、本日は、「日焼けをするとどうなるのか?」と題して

太陽光を浴びる事について、述べたいと思います。

 

日焼けをするとどうなるのか?

 

■ 色白が好まれる理由

 

昔から「色の白いは七難隠す」と言われ、

日本女性は肌を白く保つことに血道をあげてきました。

 

そのせいで日光を避ける人は大多数に上るでしょう。

 

日本で周知されてはいませんが、

いわゆる白人女性の場合、

日光に何か月もあたっていない状態の肌を良しとはしません。

 

あまりに真っ白だと不健康とされますから、

こっそりタンニング・サロンに通い、

ベージュ色程度に保つ人が多くいます。

また、焼けた肌は「バカンス」を象徴するため、

リッチでゴージャスな時間を過ごしたことの

無言のステイトメントになります。

 

観光地に行くと、一分一秒を惜しんで

焼き倒しているヨーロッパ人がどれだけ多いことか。

 

 

そういった意味で日本における美白信仰は

「無いものねだり」なのかも知れません。

 

日光にさらされていない、真っ白な肌。

これには健康上のメリットがあるのでしょうか?

 

■ コンファメーション・バイアス

 

直射日光にあたることで、紫外線によるダメージや

皮膚がんのリスクは当然発生します。

 

ところが、人類はもともと服を着ていたわけでも、

建物の中で一日のほとんどを

過ごしていたわけでもありません。

 

野外で太陽を浴びることは、

ごく日常的なこととして、

その条件下で進化してきています。

 

 

直射日光にあたると皮膚がんになるような種が

自然選択されて今に至っていると考えるほうがおかしいですね。

 

 

それどころか、直射日光にあたることは、健康上必要不可欠な条件です。

 

正確には、日照のある条件で最適者として

生存してきたわけですから、

その前提条件を大幅に変えてしまうと、

「不健康」になって当然というわけです。

 

いくら色白が好まれるからといって、

直射日光にあたることをリスク要因とするような意見は、

もともと持っている自分の趣味趣向を肯定するための、

偏向した認識(コンファメーション・バイアス)でしかありません。

 

 

■ 喫煙並みのリスク

 

20年間に及ぶ最新のスウェーデンの研究発表によると、

定期的に日焼けをする人の平均寿命は、

全く日焼けをしない人たちよりも長いことが分かっています。

 

この寿命の差は非常に有意であり、研究者たちは

「全く日光浴をしないのは、喫煙するのと同じくらい、寿命を縮めることになる」

と結論しています。

 

特徴として、日焼けをすると循環器系の病気が減るため、

最終的には癌で亡くなる率が高くなるという点も、

喫煙をするかしないかという差異に似ています。

 

日焼けをすると寿命が延びるわけですから、

皮膚がんのリスク上昇云々は嘘では無いにしろ、

美白を正当化するための目隠しです。

 

また、日焼けしたり、しなかったりを

繰り返す人の皮膚がんリスクは上がりますが、

ある程度継続して焼いている人のリスクは

上昇しないことがわかっています。

 

■ 日焼けの「健康効果」

 

厳密には「健康効果」ではなくて、

「最近の人類は部屋にこもるようになって

病気がちになったので、

日光を浴びると普通に戻りますよ」

というだけの話です。

 

 

体内におけるビタミンDの生成には

日光が必要であることはよく知られています。

 

ビタミンDはカルシウムの代謝に必要不可欠です。

 

「カルシウムによる死」にもつながりますが、

カルシウムの代謝不全は全般的な「老化」をもたらし、

ありとあらゆる成人病、現代病の元となります。

 

しかしながら

「日光を浴びると、体内のビタミンDレベルが上がり、骨を強くし、鬱を癒し、免疫を上げる・・・」

というような、ケミカル主導の説明は好ましくありません。

 

人類にとって、太陽を浴びることは普通の状態であり、

太陽光を基にしたありとあらゆる反応も、

呼吸と同じくらいの前提なのです。

 

例えば、緯度が低くなる(赤道に近づく)ほど、

心疾患系の病気のリスクが減ることは広く知られています。

 

これは日照時間が長くなるほど

心疾患が減ることを意味しています。

 

それだけでなく、緯度が低くなるほど

クローン病、リウマチ、うつ病など、

ありとあらゆる疾患が少なくなります。

 

この時、日照時間が増えるのと同時に

体内のビタミンDレベルも上がるのですが、

だからといってビタミンDがあらゆる疾患のカギになる、

というようなとらえ方は少しずれています。

 

太陽光を浴びることで、ありとあらゆる体内の反応が正常に行われ、

その結果疾患が減るということでしょう。

 

ビタミンDレベルの多寡は一つの指標に過ぎません。
■ 最強のサプリメント

 

現在市場には大量のNO系サプリメントが出回り、人気を博しています。

 

もともとこれらのサプリメントは循環器系の薬剤から派生したものです。

 

しかし、どれほど強力なNO系サプリであろうとも、

このサプリメント(太陽光)の威力にはかないません。

 

何故なら、これほど多くの人命を心疾患から救った

NO系サプリなど、他に皆無だからです。

 

最強のNOサプリは太陽光で、しかもこのサプリは無料です。

 

太陽光を浴びると、血管壁から大量のNO

が血中に放出されることを知っていましたか?

 

電灯の光ではダメです。

 

太陽光のようにフルスペクトラムの放射から

特定の波長の紫外線などを浴びる必要があります。

 

だから、真夏ほど暑くなければ、

短パン一丁で太陽を浴びながら

ウェイトトレーニングをすることほど、

理にかなったトレーニングは無いのです。

 

太陽光を浴びると、放出されたNOで

血管がリラックスして広がるので心疾患が減るわけですね。

 

また紫外線の殺菌効果もよく知られているところです。

 

太陽光を浴びることで、あらゆる微生物が死に、

体内の免疫システムがあまり作動しなくてもよくなります。

 

それが身体全体の炎症抑制につながり、

難病の抑制にもつながるわけです。

 

また太陽光でメラトニンの生産がストップしますから、

はっきりとした覚醒が得られ、

それが逆に夜の安眠をもたらすことになります。

 

一日中、明るさのメリハリが無いところにいると、

身体がメラトニンを生産できなくなるわけですね。

 

■ 白い肌の意味

 

例えば、コーカソイドの白い肌は

太陽を避けてそうなったのではありません。

 

実態は逆です。

白く見える肌は、実は透明に近いということです。

 

その意義は、北の地域で少ない日射を補うため、

より多くの太陽光を体内に取り込むべく、

透過性の高い肌へと適応変化したのです。

 

それを考えると、

太陽に全くあたらない美白は危険そのものですし、

先に挙げた研究でも言われているとおり、

「タバコを吸うに等しい」ということになってしまいます。

 

ファッションが合理的で無いのは分かります。

だからといって病気で苦しむのも嫌ですよね。

 

なんとかバランスをとりながら生活したいものです。

 

 

さあ、今日は太陽を浴びましょう!

(LIVE HARD NEWSLETTER 参照)

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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