台風第19号 がハギビスと呼ばれていることを台風情報チェックしている時に初めて知りました。
その台風19号ハギビスは、スーパー・タイフーンとして大西洋上で発生するハリケーンの規模を示すカテゴリーでは最大級の「5」。
前回、千葉県に上陸し大きな災害をもたらした台風15号よりも大きいとのことで、どうなるのかと周囲は警戒模様。
11日 金曜日 夜にスーパーマーケットに行くと保存が効く食料品の棚は空っぽに。
日本人らしさが出てて思わず笑ってしまいました(両方の意味で……)。
12日土曜日 21時頃、当院のある大和市上空を台風が通過したようですが、雨、風とも15号の方が個人的には大きかったようにも思いますが、皆様の地域ではどうでしたか?
台風15号の時に、患者様から「台風のせいか体調が良くなかった」との声がとても多くありましたので、本日は 「低気圧が近づいたり、台風前後ではなぜ体調が良くないのか?体調が悪くならないようにするにはどうしたらよいのか?その対策法を4つ」と題してお話ししていきますね。
ではなぜ低気圧が近づいたり、台風の前後は体調が悪くなるのでしょうか?
台風や雨続きは、「低気圧」の停滞によるものです。
気圧が低いとはどういうことでしょうか?
低気圧は、高い山に登った時と同じ状況です。
高い場所で空気の圧力が低くなると、身体にかかる圧力も低下するので、身体は膨張します。
高い場所に行って、お菓子の袋がパンパンになった経験はありませんか?
人の身体に同じことが起こると、身体の水分が細胞や血管の外に滲み出て、「むくみ」が生じやすくなります。
身体がだるいと感じるのは、これが原因の一つと言われています。
さらに、雨が降ることで湿度が上昇すれば、体内に水分が溜まり、むくみの他に消化不良、頭痛、めまい、吐き気などを引き起こすことがあります。
台風や雨続きの時に必要なのは水分調整です。
不調を感じる前に、しっかり水分補給しつつ、体内に水分を「溜め込まない」ことを意識しましょう。
そこで4つの対策法をご紹介致します。
① 常温か温かいドリンクを飲む
胃が冷えると、水分代謝も衰えます。
冷たいもののとりすぎでお腹が冷えていませんか?
普段から常温or温かいドリンクも飲むようにしましょう。
手足が冷えている人は特に要注意です。
② 水分をこまめに摂る
水分はのどが渇いた時に一気飲みではなく、こまめに摂取しましょう。
15分~30分に一度は水分補給しましょう。
③ 適度な運動を行う
運動による血流促進は適度な水分代謝を促します。
汗をかくほどでない、ストレッチ程度のエクササイズで十分です。
雨で外出の機会が少なくなる時こそ、身体は動かすべきです。
④ 腹式呼吸を心掛ける
人間の体はストレスなどを感じると、つい呼吸が浅くなってしまいます。
そんなときは腹式呼吸でゆったりと呼吸を整えるだけで、自律神経が整いやすくなります。
就寝前は腹式呼吸を意識することで眠りに入りやすくなります。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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