脳の処理能力を上げるには?

本日は、仕事の作業効率が下がってきたときには、背筋を伸ばしましょうっていうお話しをしていきますね。

 

 

デスクワークをしているが、なかなか進まないとき、もしかしたらあなたは猫背になっているのかもしれません。

 

 

というのは、実は背筋を伸ばしているかどうかで、脳の覚醒の度合い、処理能力が違ってくるからです。

 

ワーキングメモリー

 

ワーキングメモリーとは、脳の一時的な記憶機能のことを言います。

 

 

何かの作業をするときに、記憶や情報を一時的に保つ機能のことです。

 

 

例えば文章を読むときも、文の最初に書かれていることを一時的に記憶しているから、理解ができます。

 

 

 

背筋を伸ばすと、ワーキングメモリーの働きが増し、単純作業の効率がアップします。

 

 

 

その理由は、

 

抗重力筋が働いて脳が覚醒するからです。

 

 

抗重力筋とは、重力にあがらって姿勢を維持するときに働く筋肉のことで、大腿、腹、胸、首など各部に張り巡らされ、立つ、座るなどの姿勢を維持するときに働いています。

 

抗重力筋が働くと、脳内でノルアドレナリンが出て脳が覚醒します。

 

背筋を伸ばすだけでも抗重力筋は刺激され、脳は攻撃モードに入ってシャキッとします。

 

素早く判断し、素早く動けるようにスイッチがオンになります。

 

 

 

抗重力筋が働く⇒ノルアドレナリンの分泌が増す⇒脳の覚醒水準が増す

 

 

という図式が出来上がります。

 

 

 

つまり、作業効率を上げるなら背筋を伸ばした姿勢で仕事に取り組んだほうがいい、ということです。

 

 

 

 

 

逆に、椅子の背に深くもたれかかったり、机に突っ伏したりした姿勢だと、抗重力筋の働きが弱まるため、覚醒水準は下がり、脳は休息モードに入ります。

 

 

小中学生の頃の授業中の姿勢を思い出せば、「なるほど」と納得する人も多いかもしれませんね。

 

学校の先生が、授業中に姿勢を注意するのも、脳科学的に正しいというわけです。

 

 

 

デスクワークをしていて効率が下がってきたり、少し眠気が出てきたりしたときは、いったん立ち上がり、少し歩いて戻ってくるようにしましょう。

 

 

背筋を伸ばしたときと同様、立つことで抗重力筋が働き、覚醒水準が高まります。

 

 

 

 

また、やらなければならない仕事があるのにスイッチが入らないときには動くことです。

 

 

仕事に手がつかないときは、脳の運動系回路が働いていないことが多いので、背筋を伸ばしたり、少し歩いたりして身体を動かすことで、脳の運動系の回路が働き始め、やる気スイッチがオンになります。

 

 

姿勢と思考パターンとの関係とは?

 

姿勢は思考パターンとも関連しています。

 

 

下を向けば内向き思考に、上を向けば外向き思考になります。

 

 

下を向くと自省を促す内向の思考に

 

視線を下げたときは、デフォルトモード・ネットワークが働いて、過去の記憶の検索が行われています。

 

 

ぼんやりしながら脈略もなく過去の出来事を思い浮かべては「もっとこうだったら」などと思案しています。

 

 

『考える人』の姿勢はまさにその状態と言えるでしょう。

 

 

 

デフォルトモード・ネットワークは、ぼんやりしているときに活動する脳のネットワークで、過去を振り返ったり、自分を見つめたりと自省的になります。

 

 

また、ひらめきも起こりやすくなります。

 

 

 

上や前を向くと、外の世界との繋がりを強める思考に

 

 

視線が上を向いていると、脳内では注意喚起のネットワークが働きます。

 

 

情報を取り込み、外の世界とのつながりを強める思考になります。

 

 

また将来のことを考えたり、という思考になりやすくなります。

 

 

身体の感覚と脳の働きの繋がりとは?

 

身体で感じた感覚が、脳の感情的な認知に大きな影響を与えています。

 

 

どんな姿勢で、どんな環境にいるかで感情が変わってきます。

 

 

 重たい物を持っていると重たい気持ちを感じ取りやすい

 

とある実験で、ハローワークの職員が求職者にインタビューを行う際にインタビュー用紙の重さを変えて感じ方がどう変わるのかを調べたところ、重い下敷きのときは、「この求職者は大変な状況にある」と感じ、軽い下敷きのときは、「大丈夫そうだ」と感じたという結果がでたそうです。

 

 

座り心地のいい椅子だと他人の話しを受け入れやすい

 

ゆったりとした座り心地のいいソファーに座ると、受け入れられている身体感覚があります。

 

 

その状態で他人の話しを聞くと、話しの内容も受け入れやすくなります。

 

 

逆に硬い椅子に座って話しを聞くと、話しを受け入れにくく、批判的になりやすくなります。

 

 

 

 

このように姿勢と脳、感情には密接な関係があります。

 

大和市周辺で猫背でお困りの方は、ぜひ一度、大原接骨院までご相談下さい。

 

「OMJゆがみ矯正術」で背骨を正しい位置に正すことによって子供から大人の方まで大変喜ばれています。

 

デスクワークなどで崩れてしまった姿勢を整えませんか?

 

 

 

 

大原接骨院【交通事故、むち打ち専門治療・骨盤矯正・スポーツ整体】

 

 

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