昨日は、
関東で今年初の真夏日になり、
春バテを経験している方が、6割もいる
というお話をさせて頂きました。
確かに、昨日は、真夏日で、
1日、半袖1枚でOKでしたが、
今日は、その上に2枚くらいは、
必要な気温で、少し肌寒かったですね。
1日の中だけの寒暖差だけではなかったです…。
それでは、まだ 春バテについてご存知でない方に。
春バテの主な原因とは?
春は、寒暖差がとくに激しい季節です。
実際に、昨年4月に気象庁が発表したデータをもとに
東京における最高気温の変動を調べたところ、
1週間の中での気温差は最大で15.4℃も差があったそうです。
春は移動性高気圧が次々にやってきて
低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるため、
天気や気温もめまぐるしく変わります。
すると、自律神経の切り替えがうまくいかなくなり、
疲れやだるさといった春バテの症状を感じやすくなります。
さらに、低気圧の日は、
血中の酸素濃度が下がるので、
昼間なのに眠気を感じたり、
身体がだるくなったりすることもあります。
春は、入学・卒業、異動、転勤など、
自身や家族の生活が大きく変化する季節です。
自分でも気がつかないうちに緊張感やストレスが生じ、
自律神経が乱れ、「春バテ」症状を感じやすくなるそうです。
ここに花粉症やアレルギー症状の
かゆみなどの体質的要因が加わると、ストレスが重なり、
さらに精神的なダメージも受けやすくなります。
女性が男性に比べて春バテ経験の割合が高いのは、
冷え性(冷え症)の人や
もともと体力のない人が多いことが考えられます。
これらの人は寒暖差や環境の変化に負けやすく、
身体の不調がでやすい傾向があります。
春バテになりやすい人とは?
1、 冷え性(冷え症)の人
⇒身体が冷えて血のめぐりが悪くなるためバテやすい
2 、もともと体力のない人
⇒体力がないと、自律神経のスイッチをうまく切り替えられない
3 、冬に風邪をひくなどで体調を崩した人
⇒冬に風邪などで体力を奪われた人は春にバテやすい
4 、冬の間に運動をせずに脂肪をため込んでしまった人
⇒冬に運動不足で熱を作り出す筋肉が衰えると春にバテやすい
寒暖差による「春バテ」の予防と対策
1 、炭酸入浴で身体を温めて、寒暖差による身体への影響を防ぐ
炭酸ガス入りの入浴剤を入れたお湯に少し長めにつかります。
炭酸ガス入りのお湯は、温浴効果を高め、
末梢の血管を拡張して血流をよくするため、
短時間で身体を温めることができます。
2 、首温めがポイント! 外に出る瞬間に「寒い」と感じない工夫を
室内から寒い外に出る瞬間に
「寒い!」と感じないよう、
しっかりと工夫することが大切になります。
寒さを感じると自律神経が乱れるます。
首、手首、足首を外気にさらさないようにしておくことです。
血流が多く、太い血管のある、
首、腰、お腹、太ももは、あらかじめ温めておくとよいでしょう。
3 、食事はよく噛むことが効果的
冷たい飲食はなるべく避け、
温かいものをとるようにしましょう。
食事時に、よく噛むようにすると、内臓脂肪を燃やして
体温を上げるホルモンの神経ヒスタミンが分泌されます。
神経ヒスタミンは、もともと交感神経を優位にするものですが、
アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールの分泌は抑制するため、
気分がリラックスします。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。