引っ込み思案

本日は、お身体のことから少し脱線した、「成功の反対は失敗?」なのかについてお話ししていきたいと思います。

 

 

「引っ込み思案」英語に訳すと「shy」。

 

 

shy」というと日本ではいい意味で使われることも多いですね。

 

 

 

 

では、なぜ人は失敗を怖がるのかを考えていきたいと思います。

 

 

なぜ失敗を恐れるのか?

 

我々が過度に慎重に行動しようとする理由は失敗を恐れているからですね。

 

 

我々は何故、失敗を恐れるのでしょうか?

 

 

愚問と思われる方も多いでしょう。

 

 

失敗維持

 

 

我々が過度にリスクを回避しようとする背景には、自分の置かれている位置から目標達成までの道程において、失敗という「駅」が無数に配置されていないような地図を想定しているからです。

 

 

そればかりか、大抵のマインドマップにおいて、失敗が成功の対極に置かれています。

 

 

だから何かやって失敗すれば「後退」だと言う。

 

 

本当は一つ駅が進んだのに、逆の方向に行ったと形容してしまうわけですね。

 

 

 

 

くじ引きを想定すると、このマインドモデルの誤謬を理解できると思います。

 

 

ここに100本のくじがあって、当たりは1本と考えてみてください。

 

 

1本くじを引いて外れが出たら、当たりから遠のくのではなく一歩近づきます。

 

 

つまり巷で言われている「失敗」は失敗では無く、完全に前進なのです。

 

 

そうすると真の失敗は「くじを引かないこと」であることは明らかですね。

 

 

参加しないことや最善のタイミングを見計らうことは非常に愚かなことと言えるでしょう。

 

 

 

だから例えば、英語を習得したいのに、予算が足りずに英語学校に行けない状態が続いているのは、現状維持ではなく失敗維持です。

 

 

何もしていない状態がアウト、トライしてうまく行かなかったらヒット、ダメージを被っても死球進塁、うまく行ったら長打と考えるといいかもしれません。

 

 

 

 

さて、我々はなぜ、外れくじを引いて核心に詰め寄るよりも、黙ってくじを引かないことを選択するのでしょうか?

 

 

闘争か逃走か

 

 

現代社会では、我々は日々多大なストレスにさらされています。

 

 

また、テレビなどのメディアはネガティブなイメージや情報を日夜流し続けることで視聴率を稼いでいます。

 

 

人間はネガティブな情報や危険な情報に対し、全くの無防備であり、あたかも催眠術にかかって吸い込まれるかの如く釘づけになってしまいます。

 

 

その習性を利用しているわけですね。

 

 

 

 

では、我々はなぜそんな習性を持っているのでしょうか?

 

 

例えば貴方が無類の猫好きだと想定してみてください。

 

 

ある日、いつもの道を歩いていると、今まで見かけたことのない、世にも可愛らしい猫に遭遇しました。

 

 

その猫は、貴方の存在にはまだ気が付いていないようです。

 

 

当然ながら貴方は、その猫を撫でたい衝動に駆られ、ある程度の距離を置いて「こっちへおいで」と呼びかけてみます。

 

 

するとその次の瞬間、大抵の場合、貴方の心情を踏みにじるかの如く、猫はサーッと走り去ってしまいます。

 

 

つまり、動物においては、あらゆるものが命を脅かすリスクとして認識され、その情報に基づいて「闘争か逃走か」の行動をとるわけですね。

 

 

人間も動物ですから、デフォルトの行動パターンとして「わずかのリスクでも逃げる」という行動に傾きます。

 

 

危険情報が流れた瞬間、動物脳のスイッチが入り、理性が後部座席に移動するわけですね。

 

 

大抵のリスクは遺産

 

 

ストレスにさらされている場合は、余計に動物としての行動パターンが多くなります。

 

 

実際問題として、我々が日常的に遭遇し得る、ほとんどのリスク要因は命に関わりません。

 

 

どれだけ拒否・拒絶されようが、侮辱されようが、忌み嫌われようが、孤独になろうが、死にはしません。

 

 

むしろ高度に進化した人類社会では、そういった動物脳がひるんでしまう危険ゾーンに敢えて入っていくことが、逆に前進を意味します。

 

 

 

ところが、最近の我々には悪い分析グセがついてしまっているのです。

 

 

この悪いクセの根源は、巷に氾濫している「レビュー」(評判)ですね。

 

 

現代人は必ず、「お客様の声」的なものを検索し、ある程度納得してから行動しようとします。

 

 

確かにその行為だけを抽出して見ると不自然な部分はありません。

 

 

行動する前に、レビューを丹念に検証してしまうのは、インテリジェンスでは無く、動物脳です。

 

 

何らかの枠組みが必要で、それに沿って行動したい欲求があり、「リスク」をゼロにしようとする。

 

 

 

レイシズム(人種主義)も、理論を超越して一つの原理原則に固執しているということであり、その逸脱に対する怯えでもあります。

 

 

貴方の頭の中で常に「闘争か逃走か」を囁いているのは動物脳であり、負の遺産です。

 

 

 

これは人をより「チキン」(引っ込み思案)にさせるもので、引きこもりや、少子化の原因にも関係しているのではと思います。

 

 

何か行動を起こそう、何か購入してみよう、何かにトライしてみようと思った際に、最適な条件やタイミング、理想的な状況はありません。

 

 

そういった類のものは全て結果論であって、コトを起こす前に分かるものでもありません。

 

 

 

あまり慎重になり過ぎないようにしましょう。

 

 

 

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

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