お店の駐車場で駐車されていた車に誤ってぶつけてしまい腰を痛めてしまったと来院された大和市在住のH.Yさん。
今回は、自損事故の運転者のため、自賠責保険からの補償を受けることはできませんが、任意で加入されている自動車保険の人身傷害保険から治療費が賄えるため、H.Yさんご自身の治療費負担は0⃣円ですみました。
また通院日数に応じて慰謝料を受け取ることができました。
1ヶ月も掛からず、とても痛かった腰の痛みが全くなくなったとのことで喜びの声にて評価を頂きましたのでご紹介いたします。
また自損事故の保険や自損事故で気を付けるポイントなどもあわせてお話しします。
お店の駐車場でバックする際に左側の車の右後ろと自分の車の左前をぶつけてしまい、振り向いた姿勢で運転していたのでぶつけた時に腰を痛めてしまいました。
よくこちらの院の前を通っていたので事故翌々日に来院し、また整形外科の紹介状も書いてもらいました。
保険会社でなく、自賠責の金額を保険会社に支払ってもらう形にしました。
一ヶ月もかからず腰が治ったのでよかったです。
〇原〇一
自賠責保険とは
自賠責保険は、自動車事故の被害者救済が目的であり、補償範囲は対人事故における相手方の損害賠償のみになります。
そのため、自損事故による物損や運転手自身の死傷に対して自賠責保険からの補償を受けることはできません。
ただし、同乗者が怪我をした場合は自賠責保険から補償を受けることができます。
自動車保険
自動車保険に加入して、自損事故に対応する補償を付けていれば、補償を受けることができます。
自損事故で、人の死傷に対する補償(治療費や死亡保険金の補償)は「人身傷害補償保険」と「自損事故保険」および「搭乗者傷害保険」があります。
「人身傷害補償保険」は契約自動車の事故により乗っていた人が死傷した場合に保険金が支払われる保険です。
自損事故のほか、相手方が存在する事故で相手方に過失がない事故であっても補償の対象となります。
一方「自損事故保険」は、人身傷害補償保険が適用不可で、自損事故によって運転している人が死傷した場合に保険金が支払われる保険です。
人身傷害補償保険と自損事故保険のどちらも適用できる場合は、人身傷害補償保険が優先的に適用されます。
また、「搭乗者傷害保険」は「人身傷害補償保険」同様に、契約自動車に乗っていた人が事故によって死傷した場合に保険金が支払われる保険であり、人身傷害補償保険が付帯されていても両方の保険からも保険金が支払われます。
「搭乗者傷害保険」はあらかじめ設定された定額が支払われるので、実際にかかった費用や損害での補償となる「人身傷害補償保険」よりもスピーディーに保険金の支払いを受けることができます。
一般的には「自損事故保険」は契約時に自動でセットされる補償に含まれており、「人身傷害補償保険」、「搭乗者傷害保険」はオプションとなっていることが多いと思いますが、加入している自動車保険の補償内容(補償対象、保険金額など)はどうなっているかを確認しておきましょう。
自損事故の場合に気を付けるポイント
自損事故であっても、事故を起こした場合には警察に届出を行って交通事故証明書の交付を受ける必要があります。
交通事故証明書がなければ、自動車保険の補償対象となっていても補償を受けることができない場合がありますので、注意しましょう。
もちろん、運転している人の故意、重大な過失(β)によって起こした事故については補償を受けることができません。
β: 故意、重大な過失の一例
麻薬、大麻などの影響で正常な運転ができないおそれがある状態での事故
酒気帯び運転に相当する状態での事故
盗難車での事故
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
大原接骨院【交通事故、むち打ち専門治療・骨盤矯正・スポーツ整体】
住所 〒242-0001 神奈川県大和市南林間1-10-19
アクセス 小田急江ノ島線 南林間駅 西口から徒歩1~2分
TEL 046-273-3307
アクセス
南林間駅~大原接骨院までの道のり
診療時間
月)09:00 – 12:00 15:00 – 19:30
火)09:00 – 12:00 15:00 – 19:30
水)09:00 – 12:00 15:00 – 19:30
木)09:00 – 12:00 15:00 – 19:30
金)09:00 – 12:00 15:00 – 19:30
土)09:00 – 12:00 15:00 – 18:00
日)09:00 – 12:00
祝)09:00 – 12:00 15:00 – 18:00
定休日 なし