ストレッチが癌を抑える理由

【形は力なり】

 

 

ストレッチをすると、

 

細胞中のATP濃度が上がります。

 

これは周知の事実です。

 

 

 

 

 

 

以前に解説しましたが、

 

例えると、ATPは

 

「バネを伸ばして縮む力を貯めた状態にする、つっかえ棒のようなモノである」

 

という表現をしました。

 

 

 

 

疲れてATPが不足すると

 

筋肉が吊るのは「つっかえ棒」が

 

無くなるせいですし、

 

死後硬直も同じ原理です。

 

 

 

 

 

ストレッチをすると

 

縮む力のポテンシャル(潜在的パワー)が上がり、

 

そのポテンシャルを保持するために、

 

「つっかえ棒」であるATPが生産され充填されるわけです。

 

 

 

 

 

非常にシンプルに見えますが、

 

こういった一連の説明は、

 

ATPをエネルギー源とする従来的理解では不可能です。

 

 

 

 

 

それ以前に「形」というものが

 

ポテンシャル・エネルギーの

 

保存形態であるという認識が必要となります。

 

 

 

 

 

あらゆる形は、発生したエネルギーを

 

繋ぎ止めるためのものであり、

 

いわゆるエントロピー(乱雑さ)の対極として、

 

シンメトリーがあり、

 

そこに我々は生命のアイデンティティと美を認識します。

 

 

 

 

 

分かり易い例を挙げると、

 

多くの物質で、エネルギーがゆっくりと

 

失われゆく際に出来上がる構造を、

 

我々は結晶と呼び、様式美を称えるのは

 

万国共通であるということですね。

 

 

【全てはエネルギー理論】

 

 

最新の研究ではストレッチが

 

癌対策として研究されています。

 

 

 

 

 

 

殆ど全ての病態が

 

「エネルギー不足」であることを考えると、

 

先に述べた、ストレッチによる

 

「充電」が健康に寄与することは容易に想像がつきます。

 

 

 

 

 

ストレッチ → ポテンシャル・エネルギー増大 → 治癒

 

 

 

 

 

一般的に理解されていないのが、

 

生体反応の殆どが電位差によって

 

もたらされているということと、

 

アンチオキシダントが電子を供給して

 

酸化ダメージを防ぐということは、

 

同義であるということです。

 

 

 

 

 

つまり、電位差の不足がダメージになるわけです。

 

 

 

 

ストレッチをすると、

 

伸びたスペースに、

 

すかさずATPが入り込んで、

 

電離を維持する(=形を維持する)

 

「キャパシター」(電池のようなもの)が

 

増加するというイメージです。

 

 

 

 

 

これが「形は力なり」ということであり、

 

ストレッチ、マッサージ、アンチオキシダント摂取からもたらされる、

 

同様の帰結、いわゆる

 

「コリの解消」のメカニズムであるということです。

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ippan1p3

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