中殿筋とは
中殿筋は、骨盤の側面、
大殿筋の上の方に位置しており、
中殿筋の上外側を残して
それ以外は大殿筋の深層にあります。
因みに中殿筋は小殿筋の一部を覆っています。
中殿筋の主な働き
股関節を外転させる動作 (脚を外側に開く動作)
股関節を外旋させる動作 (膝を外に向ける動作)
股関節を内旋させる動作 (膝を内に向ける動き)
股関節を屈曲させる動作 (脚を前方に振り出す動作)
股関節を伸展させる動作 (脚を付け根から後方にふる動作)
日常生活やスポーツでの働き
・日常生活において
この中殿筋は立った姿勢を保持するのにとても大切な役割を果たします。
中殿筋は股関節の安定(特に横方向)に関与しています。
中殿筋の日常生活における役割を一言でいうと、
歩行時や直立時の骨盤の安定化、
並びに重心位置の維持ということになります。
歩行時に地面についてない
脚側の骨盤が落ちないよう
支える役割を持っています。
また地面についている脚で
体重を支えることになりますが、
この際にも片足に掛かった体重を支えて、
骨盤を安定させる働きもしています。
立った姿勢を保持するのに
体幹のインナーマッスルが
大切と言われますが、
そもそも体幹より下部の
股関節や膝関節、
足関節が安定していないと
体幹も力を発揮出来ません。
他にも 横向きで歩く際に
太ももを外側にリード
するうえで役に立っています。
股関節の内転筋群と協力して
左右方向のバランスをとっています。
・スポーツにおいて
サイドステップや方向転換
例えば、
テニス、バスケットボール
でのサイドステップ、
サッカーでのフェイントの動き、
ゴルフでのフォワードスイングなどの
横方向に体重移動が行われる際の
骨盤の安定化に必要とされます。
中殿筋のストレッチ
寝ながら取り組める
お尻のストレッチ種目です。
中臀筋をバランス良く伸ばせるため、
大臀筋ストレッチと併用して
取り組んでいきましょうね。
ミスが多い柔軟体操なため、
正しい方法をマスターしてくださいね。
ストレッチの方法
①マットなどを敷いた上に仰向けで寝っ転がる
②左足で右足をまたぎ、逆方向に落ち着かせる
(右足が浮かないように注意しましょう)
③左足の膝を地面につける
(左足の付け根の筋肉が伸びているのを感じながら行って下さい。)
④ゆっくりと元に戻し、右足も同様に取り組みます
ストレッチのポイント
お尻の外側部分が刺激されているか
確認しながら行ってください。
①またがれた足は動かさない。
②身体はまっすぐ真上を見る
中臀筋をバランス良く伸ばせる
ストレッチで大切なポイントは、
身体をまっすぐ上に向けた状態を
キープして脚を動かすということです。
肩が浮いてしまうと、
中臀筋の刺激は弱まってしまいます。
効率良く筋肉を伸ばすために、
身体の向きは最初から固定しましょう。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
大原接骨院【交通事故、むち打ち専門治療・骨盤矯正・スポーツ整体】
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