「ゴムで窓拭く」が理想のカタチ?

クルマの窓拭き、ワイパーがやっぱり最適なのか?

 

 

 

梅雨の時期ともなると大活躍するクルマのワイパー。

 

雨の日はこれが壊れていると視界を確保できずに

 

まともにクルマを走らせることはできません。

 

 

 

 

 

自動車用などのワイパーは100年以上前の1903年に

 

アメリカのメアリー・アンダーソンという女性が特許を取得、

 

 

またアメリカのトリコ社の社長が1910年に

 

自身の自動車事故の経験を元に作った

 

と言われることもありますが、

 

どちらにしても100年以上の歴史を持つシステムです。

 

 

 

 

 

 

1926年に、そのワイパーを現在にもつながる

 

電動式としたのはドイツのボッシュ社で、

 

これは画期的なこととして当時は受け入れられていましたが、

 

 

 

ゴムなどで窓ガラスの水分をふき取る

 

というシステム自体には長い歴史があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

乗り物全般に関しても、

 

電車や飛行機もクルマと同じタイプのワイパーを使っています。

 

 

 

 

 

 

 

ただし飛行機は離陸速度以上であれば

 

風圧で雨滴除去などができるのでワイパーが必要なく、

 

空港などでの移動にワイパーを使うにとどまります。

 

 

 

 

 

 

 

ワイパー以外の形式の雨天などでの

 

視界確保手段としては旋回窓というものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

船舶などに多い方式ですが、

 

これは窓ガラスの上に透明ガラス製の円盤を設置し、

 

高速度で回転させることで遠心力により雨滴や雪などを飛ばすもの。

 

 

 

 

 

 

カタチが円形に限られるということで視界が狭く、

 

近距離を目視することが少ない大型船舶や、

 

降雪地帯の鉄道車両、

 

除雪車などの特殊用途の自動車などに用いられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他にワイパー以外の方式はないのか?

 

という疑問も生まれますが、

 

 

飛行機の例を出さずとも風圧で雨滴除去を行おうとする

 

アイデアは一般的にも受け入れられています。

 

 

 

 

 

 

 

一番身近な例で言えば窓ガラスに塗布する撥水剤があります。

 

 

 

 

 

これは窓ガラスに塗りこむことで水分をはじき、

 

50km/h程度以上の風圧があれば

 

風の力だけで視界を確保できるというものです。

 

実際に使っていらっしゃる方は非常に多いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし風圧を用いた方式だと速度が一定以上無ければ

 

風圧の影響を利用することができないというデメリットが生じます。

 

 

 

 

 

 

また雨滴や雪以外のもの、

 

例えば鳥の糞や虫の死骸などでは効果が期待できません。

 

 

 

 

 

 

 

 

風圧を用いる形式のものであっても

 

低速時はワイパーを併用するというのが

 

一般的であると言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

これから雨の多い季節になってきます。

 

 

今のうちに、愛車に付いているワイパーが

 

しっかり機能しているかどうか、

 

今一度点検をしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

ippan1p3

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