暑い日が、続いております。
8月1日に気象庁が、7月の全国の天候まとめを発表しましたが、
強い高気圧の影響で、東日本の月平均気温が平年より2.8度高く、
1946年の統計開始以降で7月としては最も暑かったようです。
暑いはずですね💦💦。
そこで、この暑い夏を乗り切る為に。
土用の丑の日といえば「うなぎ」ですが、
もうひとつ、欠かせない食べ物を知っていますか?
それは夏に旬を迎えるしじみ。
「土用しじみは腹ぐすり」
という言い回しが残っているほど、
江戸の頃から土用の入りは
「しじみ」というのが庶民の定番でした。
しじみが「腹ぐすり」とされた理由とは?
日本で採れるしじみの旬は盛夏です。
この時期のしじみは産卵を控えているため、
旨味も栄養もたっぷり。
小粒の貝にも関わらず、
しじみは二枚貝の中でも良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。
このたんぱく質を構成しているのが、
アミノ酸の一種であるタウリン、アラニン、グリコーゲンなど。
これらはよく知られているように、
肝臓の働きを助けてくれる作用があります。
その他、たんぱく質や糖質などをエネルギーに変える際に欠かせないビタミンB2、
脂質代謝や造血作用の働きを持つB12も多く含まれています。
さらに、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど、
暑い時期には汗とともに排出されて不足しがちなミネラル分も豊富。
「腹ぐすり」と言われていたのも納得ですね。
成長期の子供たちの貴重なたんぱく源として、
若い母親には母乳の出がよくなる栄養食材として、
そしてお酒好きの人には二日酔いを解消してくれる滋養食として、
しじみは老若男女に好まれる食材でした。
味噌汁に、炊き込みご飯、しぐれ煮など、
しじみ料理を食べて夏を乗り切るパワーを補充しましょう。
ゼクシィキッチン参照https://zexy-kitchen.net/
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。