みかんの皮は、捨てないで!

患者様とお話しをさせて頂いていると

この冬場はみかんをいっぱい食べておられるようです。

 

みかんを食べるときは、みかんの皮は食べずに捨てておられるようですが

今回は、その捨てているみかんの皮にいっぱい有効成分が含まれていますよ~

っていう話しをさせて頂きますね(^_-)-☆

 

漢方薬  みかんの皮  陳皮

みかんの皮を乾燥させたものは、

漢方薬の材料にも使われており、

風邪薬として中国では古くから用いられていたそうです。

 

みかんの皮を乾燥させたものを「陳皮」といい、

みかんの皮を陰干しにして

一年以上経過したものを

中国では生薬として使用します。

 

「陳」が古いものを意味し、

熟れていない青いみかんの皮を乾燥させたものは「青皮」(せいひ)、

オレンジ色の皮を乾燥させたものは「橘皮」(きっぴ)

と呼ばれています。

 

細かく切って、あるいは粉状にして使いますが、

効能もいろいろあるんです。

 

さっそく紹介していきますね。

 

香り成分のリモネンでダイエット効果

陳皮には「リモネン」という成分があり、

柑橘系全般に含まれているもので

さわやかな香りが特徴。

 

リラックス効果と同時に

交感神経を活発化させ、

血流の流れをよくし、

様々なホルモンが分泌され、

脂肪を燃焼させる効果が期待できます。

 

ヘスペリジンで血流アップ・冷え性対策

ポリフェノールの一種、

ヘスペリジンを含み、

末梢血管を強化する作用があるため、

血流改善が期待できます。

 

全身に血が流れやすくなることで

カラダを温め、

冷え性対策にも有効です。

アレルギー症状の緩和

またヘスペリジンには、

アレルギーの抗体に反応する白血球が

スムーズに動けるように、

末梢血管の透過性を調節する作用があります。

 

よって、アレルギー反応による炎症を

抑える働きが期待されています。

胃腸の調子を整える

胃腸の調子をととのえて、

・消化不良

・吐き気

・胃酸過多

・下痢に

効果があります。

 

胃腸薬の成分としても陳皮は使われています。

せきやタンを抑える効果も

陳皮はせき・タンを抑えてくれる効果もあり、

風邪の予防にも効果があります。

 

抗酸化作用のあるビタミンCを含んでいるため、

免疫力アップも期待できます。

 

次回は

このように今まで捨てていたみかんの皮に

色々な有効成分が含まれていることを

理解して頂けたと思いますので

次回は、この陳皮の作り方をお伝えしますね!

 

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

ippan1p3

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