以前より子供の
腰痛が増えてきています。
その原因のひとつが、
子供たちが使う
「ランドセルの重さ」です。
荷物をひとまとめにして
背負えるランドセルは、
小学生が通学する時の必需品。
何でも持ち運べて便利な反面、
重たすぎるランドセルが原因で
腰痛になる小学生も増えています。
それほどまでに小学生の荷物は重いのか?
ランドセルが重量化した原因の
1つは教科書の変化。
小学生は2011年から
新しい教育課程を実施。
教科書は以前よりサイズが大きくなり、
ページ数も増加しました。
上下巻に分かれていた
教科書が1冊に纏まったり、
学習内容が増えたことや、
内容がわかりやすいように、
イラストや写真が多くなったり、
ページ数は、ここ10年で
35%増加しているそうです。
教科書の重さを量ってみると、
1教科で約77%増加しているそうです。
そこに裁縫道具や
放課後に通う習い事の用品が加わると、
さらに重みがアップします。
こうした原因による腰痛は、
荷物を軽くしていかなくてはいけません。
腰痛で学校の帰りに寄る子供の
リュックサックは、ずっしり重いのです。
学校の机の引き出しから
教科書が盗まれたりすると、
学校では責任が負えないからでしょうか?
家で勉強する為でしょうか?
時間は、限られていますから、
家ですべての教科書を
読む時間はないはずです。
思い荷物を持ち運ぶことで
良いことはありあせん。
鍵付きのロッカーを学校で用意したり、
キャスター付きの鞄を
推奨したりして欲しいものです。
文科省では、
「教材を持ち帰る決まりはないが、学校側に対し、状況を見極めて判断してほしい」
としています。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。