本日は、今朝の朝日新聞の1面に大きく載っていた記事を紹介します。
トラックやバスの運転手は6月から、乗務前に必ず睡眠状態のチェックを受け、不足の場合は乗務できなくなる。輸送業界は人手不足が深刻で、運転手が過酷な勤務を強いられ睡眠不足による事故も目立つことから、国土交通省が事業者への義務化を決めた。
貨物自動車運送事業法などに基づく省令を改め、事業者がドライバーを乗務させてはならない項目に「睡眠不足」を新たに盛り込む。「疾病」や「疲労」などはあったが、睡眠不足は明記されていなかった。
事業者は、乗務前に運転手の健康状態や飲酒の有無などを確認する「点呼」の際に睡眠が十分かを確認することが義務となる。睡眠時間には個人差があるため具体的な時間についての基準は定められていないが、睡眠不足のまま乗務を許可したと認定されれば運行停止など行政処分の対象となるため、事業者は厳しい対応を求められる。具体的には、運転手と対面などでやり取りし、睡眠不足による集中力低下など安全に支障がでる状態にないか丁寧に確認して結果を記録として残さなければならない。
ドライバー側に対しても、睡眠不足についての正直な申告を義務化する。
ふむ、ふむ
確かに、バスやトラックが絡んだ
交通事故は被害が大きくなる傾向があるからなぁ~
しかし、この政策が、効果的なのか?
疑問に感じましたので、
この記事に対するコメントを調べてみました。
疲労も睡眠不足も結局自己申告?
しかも基準もない‥
国交省が対策してますというアピールなのかも知れないけど、内容については子供が見てもほとんど無意味な事が分かるだろう。
結局は、事業者はしっかりと確認したけどドライバーが虚偽の申告をしていましたとなるだけ。
トラック運転手です。長時間労働、睡眠不足は、運送業では、常識。24時間勤務もありました。毎日、事故がないのが不思議。ですが、いつか事故るだろうと思って連日勤務しています。
自分は常に寝不足だった。
日中荷物の積み卸しをして一回戦目が終わり次の積み場所まで移動してそこで地方行きの荷物を積んで西日本方面へ走り出す。
高速に乗る前にスタンドに寄り給油とお風呂を済ませコンビニで夕飯を買って出発。
目は強い方だが夜の高速は本当に眠くなる。
もちろん、全線高速を使えればちょっとは楽なのだが運賃を考えるとそうもいかないので途中一般道へ下り再び移動。
現着するのは明け方でそこから倉庫の始業時間まで仮眠。
2~3時間は寝れる
起きたら、卸しが始まりおわったら次の積み地へ移動。
今度は積んで東日本方面へと走り出す。
こんなのの繰り返しで慢性的に寝不足だった。
トラックドライバーです。結果連休前、年末年始の繁忙期に荷物を運ぶ人、トラックがたりなくなり荷物が大量に残り、荷物が届かない弊害が生じますがその時はどうすれば良いのでしょうか?荷主はトラックドライバーの休憩なんて考えていません。いかに早く届くしか思っていません。給料も少ない、大抵の運送会社は1運行歩合なのでちゃんと休憩をとらないと運行できなくなれば運行回数もへり給料も減る。よって私の知り合いのドライバーも何人も辞めていっています。ただでさえドライバー人口が今から減る傾向にあるのに、さらに拍車をかける規則をつけてどうするのでしょうか?机上でその法律を考えている方は一年くらい経験してみては?事故防止なのはわかります。誰も事故したくてしているわけではありません。ドライバーに負担がない規則も良いかと思います。でもこれ以上の薄給ではドライバーも会社自体も厳しいです。そこを考えていただきたいです。
こんな小手先のやりかたじゃ全然変わらない。うちの会社でも次の業務の合間を8時間あけろというけど、たしかにタイムカードは、8時間あけるけど、タイムカード押して、帰りの通勤時間が30分くらいかかって、家についで食事して、入浴して、何もせずすぐ睡眠にはいったとしても、次の日の通勤時間と朝の支度など差し引くと、すいみん時間など、毎日5時間切ってしまう。一体何時間睡眠とればokなの?小手先だけでは、なくもっと根本的に変えて欲しい。運賃ももっと上がるとか、高速もトラック専用レーンを作るとか、それくらいしないと変わらないね。
人手不足って言うけど、無職の人も多いけどなぁ。不正に生活保護を受給してる人も問題になってる。もっと厳しく調査して見直すべき。
国交省が対策してますというアピールなのかも知れないけど、内容については子供が見てもほとんど無意味な事が分かるだろう。
結局は、事業者はしっかりと確認したけどドライバーが虚偽の申告をしていましたとなるだけ。
根本を改善しないと解決にならんだろ。
仕事を依頼する側は少しでも運賃を安くしたい。
運賃が安くなると中小は無理しても走らないと経営が成り立たなくなる。
結果、過労や睡眠不足に繋がる。
対面で睡眠不足かどうか確認したところで、ボイスレコーダーにでも残さないかぎり、結局「頑張れ」の一言で終わるのが目に見えている。
お役所の人は一回、運輸業の体験をして見れば良いと思う。そんな甘い事が通用するかどうか。睡眠不足をしてまで走らなければならない理由が解るはずだ。運賃、荷主の時間厳守、人手不足。
睡眠不足での運転は危険!でも業務停止してて運送業が成り立つとは思えない。
現状では無理で成り立ってる業界だし
睡眠とれる環境を整備するのが先じゃないの?
つくづく思うけど、現場の実態を知らないお役人が決めた机上の発想に笑ってしまう。それだけ運送屋も軽く見られてんのかな。これまともに守ってたら、確実に物流崩壊です。
仕事なんだし、そもそも人がいないんだから、点呼で「睡眠不足です」なんて言えないわ。
好きで睡眠不足な訳じゃないし。人がいないけど運行はしなきゃいけないから月3日も4日も休日出勤するのが当たり前になってるんだから。
もうちょっと根本的な解決策はないもんですかね…
ではでは。まずは旅客運送法を改正してもらわないと。当日の朝、一般乗合自動車を人員が確保できなければ運休しても良いと改正してください。
無理でしょ?机上の空論はやめてください。
う…ん……
残念ながら、肯定的な意見が1件も見つけることができない…(>_<)。
調べていく過程で
トラックドライバーのネガティブな現状、
逆に、怖くなってしまいました……。・°°・(>_<)・°°・。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。