昨日は、「睡眠負債」についてお話ししました。
「睡眠負債」によって、
・寿命が縮む
・瞬間的居眠りがおこる
・パフォーマンスの低下
が起こります。
貯めれば貯めるほど利息が大きくなり、
脳と身体を自己破産してしまいます。
ですので、
できるだけ早く、一度自分の睡眠を
見直しましょう。
といった内容でした。
怪我を早く治す上で睡眠をしっかりとっていく事は非常に重要!
怪我を早く治す上で睡眠をしっかりとっていく事は非常に重要になってきます。
そこで、今日から11回に分けて「睡眠」についてお話ししていきます。
第1日目は、
「今までまことしやかに語られてきたことは、実は真実ではなかった?」です。
◆眠りの科学は俗説だらけ?
・90分の倍数の睡眠時間をとれば、目覚めがよい。
・22時から深夜2時までが睡眠のゴールデンタイム。
・7時間睡眠が寿命を延ばす。
「知ってる、知ってる」とうなずく人が大半なのかもしれません。
しかし、実はこれらすべて間違い、もしくは不正確な「睡眠神話」です。
必ず眠れる睡眠法は、
・眠りへのこだわりを捨てる
ことを基本に据えた、ごくシンプルな方法です。
(1)睡眠システムと覚醒システムは互いに抑制しあっており、優勢なほうに切り替わるようになっていて、この切り替えに影響するのが、体内時計と、睡眠負債という概念です。
加えて、覚醒を促す要素としてストレスや情動があります。
(2) 眠りを意識しすぎると、その情動によって覚醒が促されてしまうので、眠りにこだわりすぎないことが安眠へつながります。
(3) 寝ないといけないと意気込まず、寝室で15分眠れなかったら居間にいったん戻り、眠気を感じたら寝室に行く、というふうにするとよいです。
このあと詳しい内容をシリーズでお話ししていきますね(^_-)-☆
参考文献:櫻井武「最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!」