交通事故専門治療を行っています、大和市南林間大原接骨院がお届けするクルマの豆知識。
本日は、無意識でやりがちなクルマの寿命を縮める可能性のある、NG行為を5つ紹介します。
貴方はもしかしたら、やってしまっているかもしれません。
1度や2度ならまだしも、何度も行っていると愛車の寿命を縮めてしまいますよ~
①タイヤ止めにタイヤを接触させて駐車する
駐車場のタイヤ止めに、クルマのタイヤを接触させた状態で駐車をする行為は、車の寿命を縮める恐れがあります。
タイヤ止めにタイヤをドスンと当てた状態で停車をすると、足回りのブッシュに力がかかった状態でクルマを駐車することになり、ブッシュは変形した状態のままになってしまいます。
一時的なものなら問題はありませんが、長い期間ブッシュが変形したままだと、劣化が早まってしまいます。
駐車の際、タイヤ止めにタイヤが当たったら、ほんの少しだけ位置を戻すだけでブッシュの変形を防ぐことができます。
②サイドブレーキを掛けることなくPレンジで停める
オートマチック車でシフトをP(パーキング)レンジに入れると、内部のギアが金属の爪によって動かなくなる仕組みになっていて、タイヤが固定されます。
そのため、シフトポジションをPにしただけで、クルマを駐車する方がいます。
しかし、その際にサイドブレーキを掛けていないと、クルマがなんらかの理由で動いた場合に、爪が外れにくくなることがあります。
駐車は、サイドブレーキで車を確実に止めてからPレンジに入れるというやり方が理想です。
③止まったままステアリングを回す
停車状態でステアリングを回す、いわゆる据え切りもクルマの足まわりにダメージを与えます。
据え切りは、タイヤの消耗が進む、ステアリング機構に負担がかかる、FFではロックするまでステアリングを切った状態でアクセルを入れるとドライブシャフトに負担がかかる、など百害あって一利なしと言っても過言ではありません。
狭い駐車場などで切り替えを何度もしなければならないときは別にしても、普段、必要のない場面では据え切りをしないようにしましょう。
④エンジン始動後すぐに全開で走り出す
時代はエコですが、まだまだパワーユニットの主流はエンジンです。
朝の忙しい時間など、エンジンを始動してすぐにクルマを走らせることもあるでしょう。
しかし、これもNGな行為です。
エンジンが冷えた状態では、オイルが温まっておらず、エンジン本来の性能を100%発揮することができません。
また、足まわりのグリースなども硬化した状態なので、べアリングやドライブシャフトに負担が掛かります。
この足まわりは、ハイブリッドやEVでも同様です。
愛車を大切にする人は、暖機運転を確実に行っています。
⑤長期間車に乗らない
長期間乗らずに置かれたクルマは、バッテリー上がりやエンジンのオイル下がり、錆の発生などよいことがありません。
外気が侵入しにくいところで管理しているのであればまだよいのですが、屋外で長期間放置するのはNGです。
長期間乗れない場合でも、定期的にエンジンをかける、近所をひと回りする、そして走らないときにはバッテリー端子を外しておくなど対策を行いましょう。
皆さん、どうでしたか?
無意識でついついやってしまっていたことなどなかったですか?
日頃の積み重ねが最終的に愛車の寿命を決定します。
いざというとき、トラブルが起こらないようにするためにも、NG行為、交通事故に気を付けて運転をしましょうね。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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