学生見学会2017.07.08

本日、新潟柔整専門学校 3年生の荒木凌さんが来院された。

6月下旬、電話が掛かってきて「見学したい」ということだった。

荒木君の期日指定だった事と「面接をしてもらう必要はない」との事だったので

数日で気になる接骨院をなるべく多く見て回りたいのだろうと思っていた。

 

大原接骨院は、開業して17年目に突入している。

私が、柔道整復師の養成学校に入学した時は、

まだ全国で10校程度しかなかった時であるが、

クラスの誰もが志望動機として「開業権」をあげていた。

「高い技術を出来るだけ短期に習得してできるだけ早く開業し成功するには」

ということを誰もが考えていた。

 

大原接骨院の求人募集では、

「開業前に、高い技術を学ぶ場所を提供すること」を念頭に置いていた。

そのこともあり、いままで多くの開業するスタッフを送り出していた。

 

しかし、柔道整復師の養成学校が急激に増え100校前後に

それにともない国家資格合格者が増え、接骨院も乱立。

厚生省の医療費抑制もあり、保険請求は年々厳しくなる一方である。

開業しても生活が苦しくなり廃業する柔整師が増えた事も手伝ってか

学生の意識も将来開業を目指す人がクラスの半数以下に変化していったようだ。

 

学校の先生とお話しさせていただく機会も多くあり、

今は、柔整師養成学校、若しくは柔整の大学に入学してくる人の動機は

「就職率がよいから」のような、以前と全く違う志望動機になっていた。

サラリーマン、OL的な考え方である。

 

昔ながらの柔整師は、それをよしとしない為、私の友人も批判する傾向が強いが

その事を良い悪いと論じる事よりも大切な事は、

大原接骨院も変わらなければということである。

 

昨年から、縁があって

東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科の生徒さんが見学にきていただいていた。

 

神奈川県の接骨院、見学実習先に

大原接骨院を選んでいただいた就職課 ○井先生には、いまでもとても感謝している。

 

そして今年、大原接骨院で初めて新卒者採用第一号として井ノ上さんが生まれた。

 

開業を目指すのではなく、サラリーマン的に永久就職のように長く働きたいという人にも

道を作ろうと 個人経営である接骨院の他に法人格もと、会社設立を考えている。

司法書士さんに登記簿を作っていただき、資本金の入金も済み

残すは、法務局に書類を持参するだけである。

 

話しが大きくそれてしまったが・・・(^^ゞ。

 

本日の荒木凌君、小、中は野球部 高校から硬式テニス部。

ホームページをみて

私が、テニスの経験がある事、テニスのトレーナーをしていた事に

興味を持った為に見学をしたいと思ったそうだ。

 

近くに 昨晩、宿泊して大原接骨院に朝から来られた。

県外に就職することは、決めているそうだが、

今回の見学場所は、大原接骨院だけのようだ。

 

大原接骨院での見学スタイルは、出来る限り見たい所を包み隠さず全て見せる事。

そして疑問、質問には全てストレートに、疑問点がなくなるまで答える事である。

 

面接だけで就職を決める事に怖さを感じている。

就職される方も 求人を受け入れる側も

できる限りミスマッチを避けたいと思っているはずである。

早期退職は、お互いにとって不幸である。

 

見学会は、相手を詳しく知る事はできないが、院の普段の状態を見て頂き、

自分に合っているのか判断してもらうよい機会だと思っている。

先ずは、相手に選んで頂くということだ。

 

ホームページを見ただけではわからないことはいっぱいあるだろうし

ホームページを見ただけで欠点などわかるはずもない。

そして欠点のないものは、存在していないとも思っている。

 

当院の特徴であり私の得意分野は

即効性のある骨盤矯正などの治療(矯正治療)

交通事故治療対応(むち打ち治療)

スポーツパフォーマンスアップ(スポーツ整体)

である。

 

また今後、必要になってくると思われる

柔 道 整 復 師 卒 後 臨 床 研 修 認 定 院 

 

これが、なぜ必要になってくるのか?

こちらの指定院で卒後すぐに研修を受けないと

自らが開業するときに 認定院として指定がうけられなくなる事。

 

そして 以前 コラムにも書かせてもらったが

厚労省、接骨院での受領委任における施術管理者の要件について発表である。

こちらのコラムからhttps://oohara-s.com/column/requirements-of-…nt-administrator/ご覧下さい。)

大原接骨院が、柔 道 整 復 師 卒 後 臨 床 研 修 認 定 院

である事も今後ひとつの特徴になってくると言われている。

 

 

今後、縁があるのか?

来年の今頃、彼が大原接骨院で輝いているのか?

「神のみぞ知る」であるが

新潟からの往復交通費、宿泊費、時間を掛けて大原接骨院に来たことが

彼の将来にとってプライスレスな時間であったことを願うばかりである。

 

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