外反母趾

 

外反母趾とは?

親指が変形し、小指の方向へ曲がっている状態を言い、身体の中心線からみて親指が外側に曲がっているので「外反母趾」と呼ばれています。
亜急性捻挫を併発している場合が多いです。

「外反母趾はハイヒールなどの靴が原因で起こる」とよく言われますが、実際に子供や男性にも見られ、多くは足の横アーチを形成している中足関節の靭帯が緩んでしまうことが原因です。

つまり靴は二次的障害であって、足指の機能が低下して弱った足先がいつしか靴型に合わされてしまうわけです。

多くは足裏の刺激不足による足底反射障害が隠れています。

外反母趾の痛み

今、痛みがあるということは、進行している最中だという事。
これは、一刻も早い対応が必要不可欠です。

なぜならば処置が早いほど早く痛みが取れ、変形を最小限に抑えることができるからです。

「痛みがある時」は「曲がる時」

痛みがあるは、今曲がる時であり、進行が進んでいる時期なので、一刻も早く治療を施して足裏のバランスを整えて変形を最小限に食い止める必要があります。

人によっては痛みの後1~2か月で急に骨が出っ張ってきたり、曲がったりします。
腰の曲がった年配の方を思い浮かべて下さい。

腰も曲がる時が痛み、曲がってしまえばたとえ杖をつくようなひどい曲がりでも、痛くはないことが多いのです。

昔はこのような腰が大きく曲がったおじいちゃん・おばあちゃんをよく見かけたものですが、最近では、早めの処置をする為、手を背中の上で組んで歩くような大きく腰の曲がった人をあまり見かけることはなくなってきました。

これはいかに早めの処置が重要かということを物語っています。

足の痛みも我慢して2~3年放っておくと、骨が出っ張ったりあるいは曲がったりしますが、痛みだけは自然となくなってきます。

しかし変形は一生残ってしまい、更に二次的な障害に繋がってしまいます。そうなる前に「早めの処置」を心掛けて下さい。

痛みはないが外反母趾

外反母趾で、実際に痛みを伴っているという人は、全体の約5%といわれ多くありませんが「足に痛みがない=安心」ではありません。

そういう方たちの8割以上に、足・膝・首・腰の慢性痛やギックリ腰の経験、頭痛・肩こり・便秘・不眠などがあるといわれています。

痛みがある・ないに限らず、土台が不安定だと身体の上部に起こる不調の原因になってしまうこともあるのです。

外反母趾の原因

現代人は歩き始めの頃より足を靴や靴下で覆い、平らなところばかりを歩き、デコボコ道を歩かないため、足裏の刺激不足から踏ん張る力「足底反射」が起こらなくなったことが一番の原因といわれてます。

「足底反射」とは:生まれたての赤ちゃんの手や足の裏をつつくと握り返す反射で「原始反射」とも言います。歩き始めの頃から足裏の刺激することでこの反射が起こり、足底筋群が鍛えられて踏ん張る力がつくといわれてます。

足底反射障害が起こることにより足指の機能が低下し、横アーチを形成している中足関節の靭帯が緩んで開張足となっていきます。

こうして次第に衰えた足趾は、ヒールやパンプスなどの先細の靴に合わされていくことにより外反母趾になっていくのです。

ですので、外反母趾は、ヒールやパンプスなど先の細い靴が一番の原因ではないのです。

外反母趾が進行すると・・・

外反母趾の人の足の裏を見てみると、ときに足の人差し指の付け根や小指の付け根などに胼胝(ベンチ;タコ)を形成し、その部位に痛みが生じることがあります。

これらの胼胝(ベンチ)は足の“横アーチ”が低下することにより、中足骨頭が足底に突出し、蹴り返し動作の際に中足骨頭に負担がかかる為に生じてしまいます。

外反母趾では親指で蹴り返すことが出来なくなっているため、代償性に他の指(特に第2趾)が蹴り返す役割を担うことになっています。

また、親指の付け根の内側の突出部が靴に当たるなどの刺激を受け、バニオンと言われる皮下滑液包炎を生じ「腫れ」や「発赤」、「疼痛」を伴うことがあります。

さらにその突出部には親指に行く知覚神経が通っているため、その神経が圧迫されることにより親指に痺れや痛みが生じることもあります。

また足の形態異常のため筋力バランスが崩れ、歩きにくく疲れ易いと言った症状も呈します。足のアーチの低下は長期的には足関節の疼痛や変形をも引き起こします。

さらに、外反母趾が進行すると親指が第2趾や3趾の下に入り込むようになり、これらの指が持ち上げられると同時に付け根にある関節が背側に脱臼してしまうこともあります。

また、親指は捻じれながら、くの字に曲がるため、体重の負荷が爪の側面に加わることとなり、親指の爪は次第に巻き爪となってしまうこともあります。

進行する前に早めの治療をおすすめします。

治療の流れ

受付
受付
初診時は保険証をお持ちなり、受付にて問診票と当院の説明の入った資料をお渡しいたします。閲覧いただきましたら必要な箇所にご記入いただいてお待ちください。記入しきれなくても問診時にご相談いただいても結構です。
問診
問診
お名前をお呼びしましてから、問診をはじめます。先生が問診表をもとに自覚症状や発症状況、痛みやだるさをおうかがいします。気になる事があれば、何でもお話してください。色々な整形学的検査と確かな経験のもとに原因を探ります。
診察・治療説明
診察・治療説明
痛みやだるさのある箇所を詳しく診察いたします。痛みがでる体勢や関節の可動域などを確認し、患部の状態や原因を確認いたします。原因は千差万別ですので診察中でもお気軽にお伝えいただくことにより、根本的な治療が可能となります。
治療
治療
症状と治療の説明をご理解いただいた上で施術をおこないます。痛みの多くは筋肉のバランスが崩れることや背骨や骨盤などが歪むことにより発生します。力を抜いてリラックスしていただき、筋肉の緊張をほぐしていきます。患者様にあった必要な治療をおこないますのでご安心ください。
術後の確認・説明
術後の確認・説明
施術後の痛みや動きを確認し、日常生活で気を付けて頂きたいことや筋トレの方法やストレッチのやり方などを説明し、次回の治療の説明をします。