お盆の期間は地域によって異なるものの、一般的には8月13日から16日とされています。

日本道路交通情報センター発表によりますとお盆や夏の行楽シーズン期間中（高速道路等：平成29年8月5日(土)～8月16日(水)、一般道路等：平成29年7月中旬～8月下旬）には、故郷への帰省や観光地への行楽などで高速道路や一般道路の交通量が増加するため、高速道路を中心に激しい渋滞が発生すると予測されています。

高速道路については、下り線は8月11日（金）、上り線は8月13日（日）～15日（火）に10㎞以上の渋滞が多く発生すると予測されています。

一般道路では、期間中の休日を中心に観光地へ向かう車が増加するため、周辺道路の激しい渋滞が予測されています。
特に激しい渋滞として、赤川花火大会(山形県鶴岡市)開催日の8月19日（土）に国道112号で12kmなどが予測されています。

また、お盆休み期間中には、行楽地へ向かう車が増加するため周辺道路でも渋滞が発生すると考えられますので、お出かけ前には周辺の道路の状況もチェックしましょう。

 渋滞中の事故で多いのが玉突き事故です。
玉突き事故とは渋滞で停車、あるいは徐行中の車の列に車が追突し、追突された車が更にその前の車に追突してしまう事故の事です。

その場合、気になるのが事故の過失割合です。
玉突き事故では、その状況によって過失割合が変わります。
渋滞の列に車が追突して玉突き事故が起きた場合、原則としては最初に追突した車の責任になります。

高速道路と一般道との違いは、
高速道路は、原則として停まってはならないということです。

一般道であれば、停車中の車に後ろから追突すれば追突した車が１００％悪いということになりますが、高速道路上の場合は原則として停まってはならないため、停まっているという時点で過失がつく可能性があります。

つまり、状況によっては停車していた車にもなんらかの過失責任が発生することがあるのです。
例えば、障害物を避けるといった明確な理由がないにもかかわらず急ブレーキを踏んだり、極端な減速をしたりして追突された場合、追突された車にも過失が生じる可能性が高くなります。

3台の玉突き事故で考えると、最初に追突した車（A車）が追突された車（B車）の損害を補償し、B車が玉突きで追突した車（C車）の損害については、A車とB車が過失割合に応じて補償するのが基本的な考え方です。

事故の状況は過失割合を決める際の重要な判断材料になります。
後でトラブルに巻き込まれないためにも、できるだけ状況を記録しておき、警察への届出をきちんと行いましょう。
渋滞に巻き込まれると、ついイライラして運転が乱暴になったり、注意散漫になってしまいがち。
また暑さのせいで疲れも溜まりやすく、長時間の運転が身体に良くない影響を及ぼすことも考えられます。
いつも以上に安全運転を心掛け、余裕のある計画を立てて出掛けるようにして下さいね。

大原接骨院【交通事故治療・骨盤矯正・スポーツ整体】

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